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近頃では、随分と景気も回復してきました。
しかし、まだまだ世の中は不景気であり、収入がなかなか増えないという悩みもつきものです。
そんな悩みを私も持っていますが、特に最近までは金銭的にも辛い状況が続いていました。
その理由としては、私は40歳ですが、子供に恵まれず、ずっと不妊治療を続けていたからです。
不妊治療というのは、保険が適応されないので、実費となり、高度な治療に進むにつれて、かなりの金銭的な負担が増えてしまいます。
そのため、必死に働いてきました。
国からの不妊治療に対する助成金もありますが、これは15万が限度となり、体外受精や顕微鏡受精などの高度な分野では最低でも30万以上はかかり、不妊治療で有名なクリニックに通うと60万ぐらいは一回につきかかってしまうので、やはりありがたいものですが、それでも少ないなあというのが実感です。
出来れば不妊治療も保険適応にして欲しかったのですが、今の日本ではそれは難しいようです。
しかし、少子化対策として、助成金を支給してもらえるだけ嬉しいものです。
私は顕微鏡受精を三回受けましたが、今回の三回目で妊娠して、この度出産しました。
結果としてはよかったのですが、もし、今回も駄目ならば、ずっと不妊治療を続けていたことになります。
不妊治療を続けている人のブログでは、借金をしてまで治療をする人もいますが、借金をして子供が授かっても、その後に子供にかかる費用が半端ないので、やはり良くないと思います。
北海道のある一部の地域では、少子化対策のために不妊治療にかかる費用を街が負担して、体外や顕微鏡受精などはほぼ無料に近い金額で行っているところもあると聞きます。
現在は高齢化社会であり、結婚する年齢も上がってきていますので、不妊治療を行う夫婦もますます増えるのではないでしょうか。
出来ればこのような夫婦のためにも、不妊治療にかかる金額を保険適応にしてもらうことが出来れば、本当にありがたいことだと思います。